夏が近づくとまたアイツに備えなくてはなりません。
そう、通称Gのアイツ、ゴキブリです。

この難敵となるべく出合わないようにするにはどうすればよいでしょうか。
改めておさらいしておきましょう。
基本的な技から高度な技までいくつかまとめました。

1.基本動作を怠らない
周知のとおり、ゴキブリは暗い場所、湿った場所、隠れやすい場所を好みます。
そのためキホンのキとして

  • 飲食物を出しっぱなしにしない。
  • 食べた後の食器をそのままにしておかない。
  • 掃除やごみの処理をこまめにする。
  • 部屋を片付ける。
  • 風通しをよくする。

といった心地よい暮らしの基本動作にまずは気を配りましょう。
また、ゴキブリはスペアミント系や柑橘系の香りが苦手といわれます。
これらのアロマを活用するのもひとつの方法です。

2.くん煙式の殺虫剤を使う
身近な商品でいちばん効果的なのは、ドラッグストアなどで売られているくん煙式殺虫剤です。
缶から殺虫成分入りの煙を発生させ、部屋の隅々に行きわたらせてゴキブリを駆除するものです。
最近は足でボタンを押すワンプッシュ型が主流となり、使いやすくなりました。
また、ノンスモーク型といって煙ではなく霧を発生させるタイプのものも。
こちらは家具や家電にカバーをかける必要がなく、煙タイプよりもいくぶん手軽に使用できます。
食品、食器、衣類、子どもが触れるおもちゃなどにはかからないようカバーが必要です。
シーズンに1回でも効果ありですが、使ってから約2週間後再度使用するとさらに効果大とされています。

3.家の中の隙間を埋める
ゴキブリはちょっとした隙間からも入ってきます。
排水口、玄関や戸口の隙間など、目につく隙間はなるべく埋めてしまうことが肝心です。
室内にも意外と隙間はあるものです。壁と床の間が少し開いているようなら、チューブ型のシール材などを使います。
まず、気になる隙間のすぐ外側、壁と床の両方に2~3cm幅の養生テープを貼ります。
次いで、隙間に沿って線を引くようにシール材を注入し、コテで埋め跡を調整したら養生テープを剥がします。
シール材、養生テープ、コテともホームセンターで買うことができます。
2.の作業後に行うとさらに効果的。
物理的に排除してしまうことは強力な対策となるはずです。

4.置き型殺虫剤を使う
薬に抵抗がある人にとって最も簡単で効率的なのは、ゴキブリの通り道に置くタイプの殺虫剤です。
部屋の隅、水場に近い床の端っこなどにセットします。
内部の餌でターゲットをおびき寄せ、巣ごと退治してしまうというコンパクトな商品が人気です。
どうしても死がいの処理は勘弁してほしい、という人には、昔ながらの大きめな粘着式の方がよいかもしれません。

5.冷却スプレーを使う
スプレー剤はゴキブリに出合ったとき使う物なので「なるべく出合わないようにする」という目標から少しずれてしまいます。
最近は殺虫成分に頼らない冷却タイプが人気です。
マイナス85度前後の冷却剤で虫の動きを止めて駆除します。
成分は無害ですが、直接かかると凍傷の危険があるので、くれぐれも肌に当てないよう注意が必要です。
うまく当てないとターゲットの動きが止められないので、落ち着いて使うこと。
また、使用10回ほどで切れてしまいがちなので、予備の本数を買っておくと安心。
4.などとの併用が効果的です。

6.引っ越す
最終手段ですね(^^; 都市部、特に観光客の増加などでにぎわっている中心部では、ゴキブリのみならずネズミの害も増えています。
きっぱり出合わないようにするためには、住まいを変えるのがベストです。
地域によってはゴキブリを見たことがない、どういう生き物か知らないまま大人になった人もいます。
標高1000m前後の冷涼な土地、北日本の寒冷地ではあまり繁殖しないようです。
また、極端に暑い地域では動きが鈍るせいか、比較的発見されないというデータもあります。
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