
中古住宅にリフォームがかかるタイミングは、大きく分けて3つある。
A.販売前
B.引渡し後
C.販売中
今回はCの販売とリフォームが同時並行の物件についてみていく。
リフォーム業者が中古住宅を買い取って手直しし、再販することはよくある。物件見学に行くと、ちょうど工事の真っ最中だったという経験はないだろうか。
完成後のイメージがつかなくて戸惑うかもしれないが、未完成だからこそ“軌道修正”のチャンスでもある。
こうした建物のチェックポイントをいくつか挙げてみた。気になった箇所があればぜひ売主に尋ねてみよう。
1.間取りは変えられるか
建設当初と現在で時代が変われば、暮らし方や空間の使い方、センスも変わる。間仕切りやキッチンのカウンターのように、ちょっとじゃまだなと思わせるものもなかにはある。追加で撤去工事ができるか聞いてみよう。
2.サッシは変えられるか
リフォーム工事の中で案外費用がかかるのが建具、特にサッシだ。
天井や壁のクロス、フローリングは総とっかえする一方、サッシは変えずにクリーニングのみという場合がある。
寒冷地では住み心地に直接かかわる。付け替えるといくらかかるのか尋ねてみよう。
3.浴室を広げられるか
古い住宅の浴室は今の感覚だと狭く感じられることがある。
例えば、隣り合う洗面所や洗濯機置場をよそに動かし、浴室を広げる工事が可能か聞いてみてもいい。
4.天井や壁のクロスは自分好みにできるか
建物オーナーがまだクロスを発注していないようなら、あなた好みのテイストに仕上げられる可能性がある。目指す空間のイメージがはっきりしているなら、ダメもとで確認してみよう。
5.畳は取り除けるか
新たに戸建住宅を求める人のなかには、和室が不要という人も一定数いる。畳を取り除いて全部フローリングにする希望があれば、いったんぶつけてみよう。床の高さを揃えられるか、段差はそのままなのかも尋ねておきたい。
6.出入口や開口部を閉じて壁にできるか
こんなに窓や扉が要らない、というケースがある。保温性を高めるためにも、これらを閉じて壁にしてしまうという工事が考えられる。
7.収納を減らしてトイレを増やせるか
古い建物では2階にトイレがないことはままある。収納を削ってトイレを追加できるか確認してみよう。ちょうど水回りを設置しやすい位置なら渡りに船だ。
8.駐車場を広げられるか
建物の配置によっては、庭の植栽や塀を取り除いて進入部を広く取り、駐車スペースを増やすことができる。地方の物件では車が浄化槽を踏み込まないよう注意しよう。
いかがだろう。
多少予算は上積みが必要だが、あとから工事することを考えれば安く上がるはずだ。
立地環境が気に入り、あとは建物を微調整するだけ!と心に決める瞬間があれば、ぜひ上記8項目を思い出してほしい。







