突然ですが「天蚕」という言葉を聞いたことはありますか?
「てんさん」と読みます。
その名のとおり、戸外でクヌギの葉っぱを食べて育つ蚕。
江戸時代中期に長野県安曇野市で飼育され始めたことが原点といわれます。
天の恵みをいっぱいに受けた蚕の糸は緑がかり、丈夫でしなやか。
出来上がった織物は耐久性が高く、高級シルクのひとつに数えられています。
また、色が染まりにくく、家蚕糸と組み合わせられた織物は独特の光沢と風合いを放ちます。
これも高級品とされる理由のひとつでしょう。
そんな天蚕を題材にしたワークショップが、東京・銀座のシェアスペース「銀座NAGANO」で開催されます。
日程は10月7日(金)、5つの時間帯で各回所要約1時間です。
もちろん高難度の着物を作るわけではありません。
幾何学アート、コースターといった日常生活を彩ってくれる作品がテーマです。
参加申込みの締切は、9月30日(金)です。
詳細、予約はこちらのリンクからどうぞ↓
※本情報は9月25日(日)現在のものです。本記事掲載後満席となった場合はご容赦ください。