今日は、別荘地の中古住宅を買うお客様から実際に私が受けた質問をご紹介します。避暑にふさわしい緑陰が魅力の物件。購入対象には、なんと敷地裏にある1,500㎡もの「保安林」も含まれていました。この名称、見聞きすることはあっても、自分の所有物になる機会はそうそうありません。さて、どう扱えばよいのでしょうか。 Q:別荘として買...
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長らく大切に使われてきた故郷の家。子どもたちは都会へ働きに出て、このたび親たちも施設へ入所。初めて空き家となってしまいます。このあと果たしてどうしたものか……というよくある話題。一緒に考えます。 写真はイメージです Q:実家にひとりで住んでいる母親が老人ホームに入ることになりました。このあと家には誰も住まなくなってしま...
今回は土地の売買で実際にあったお困りごと相談をご紹介します。バブル崩壊前のリゾートブームに乗って広大な原野を購入したBさん(75歳)。使わずじまいで数十年が経過して新オーナーを探していたところ、ようやくいいご縁が。しかし、その土地の権利証をどこにしまったのか思い出せず…… Q:30数年前に購入した土地を売りに出していた...
3月26日に公示地価が発表される。毎年新聞の中ほどにズラーッと並ぶあの数字だ。土地価格の指標となるのは公示地価だけではない。他にも似たような名前の価格がある。これらはいったい何がどう違うのだろう。改めて振り返ってみよう。基本的にすべて土地1㎡あたりの価格だ。 ●公示地価国土交通省が毎年3月に公示する地価。価格の判定基準...
すっかり身近な話題となった空き家対策。幸いにも直して使える建物がある一方、老朽化が著しく取り壊すしかない建物もある。ここで注意したいのが新築時と同様、建物の取壊し時にも登記が必要ということ。「滅失登記」といわれるものだ。今回は滅失登記の流れを解説する。手順を確認すれば案外簡単な作業だ。 申請に最低限必要な書類は以下の2...
前回記事の続きで相続登記の話題。遺産分割協議が終わったら、いよいよ次は登記申請。書類を正確に作り、必要なものをもれなく揃えることが肝だ。要所要所を確認しながら慎重に進めよう。 【相続登記申請 STEP③ 申請用書類の作成と準備】まず必要なのは登記申請書。登記申請書のフォーマットは法務局のホームページからダウンロードでき...
写真はイメージです 以前『相続登記が「国民の義務」に。忘れると10万円以下の過料も』で書いたとおり、2024年4月1日から相続登記の申請が義務化された。記事タイトルで強調したが、もし申請を怠れば10万円以下の過料を食らいかねない。そんなわけで、たとえ面倒でも相続した不動産には登記が欠かせない。でもその登記、いったいどん...
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