北九州市黒崎でモダニズム建築に出合う!(後編)

前回の続きです。
この紅梅台ハイツ、目の前の山手通りが東西どちらの方面も下がっているんですね。
つまり丘のてっぺん、トップオブザヒルにあるわけですね(わざわざ訳さなくていいが)。

立地といい、建物の形状といい、ただならぬものを感じます。そこで現地の管理人さんに尋ねたところ、もともとここは某超有名企業の社宅だったそうです。
建設当時の昭和50年といえば、大規模マンションはこの周辺でまだまだ珍しい存在。
北九州市内で1番めか2番めにできたおしゃれ建築の先駆けだったそうです。

エレベーターで上に上がってみます。
廊下はこんな感じ。

玄関ドアが平行ではなく、斜めに向かい合っているのですね。プライバシーにも配慮したのでしょうか。

さらにドアの脇はちょっとしたグリーンスペースになっています。
わぁお、なんてモダーン!

各戸を斜めに隣接させたことで、互いの間にほどよい空間が生まれます。
これによって窓が増え、光が入りやすくなるのですね。
音漏れも軽減できます。
今の時代、こんなぜいたくな建て方はできませんね。

階下にはこんな公園もあります。かわいらしい!
第二次ベビーブーマーたちがここですくすくと育ったのですね。
うーん、なんだか風景がとてもいいちこ……いや、二階堂か?

建物の年季は入っていますが、平日は毎日、土曜日はほぼ隔週、清掃員さんが丁寧に掃除されていて、まことにきれい。
住民自治もきちんとされているようです。
まさにヴィンテージマンションのサラブレッド。
眼福この上ない物件調査となりました。

さて帰り道、行きの道すがら気になっていたアイスクリーム屋さん「KOMARU」へ。
とっても日差しが厳しく、暑い日だったので、これはきっとますますアイスがおいしいぞ!

このお店なんと、ミシュラン一つ星レストラン「御料理まつ山」のシェフ松山相三さんプロデュースのお店だそう。
使われているミルクは熊本県産のジャージー牛乳です。

今回私たちがチョイスしたのは、よもぎとうれしの和紅茶。ソフトクリームとセットにしました。
和紅茶は、上品なお茶の香りが口いっぱいに広がります。
あぁ、至福のひととき。暑さと疲れが吹き飛びます。
他にも獺祭の酒かす、宇治小山園の抹茶、落花生などメニューが多彩。

こんなアイス屋さんまで徒歩3分、毎日でも通えちゃう場所に住めるなんて、うん、夢のようです。
こちら紅梅台ハイツには、いくつかお求めいただける住戸があります。
広めのサイズで現在賃貸中のオーナーチェンジ物件、少しコンパクトで今から移住できる物件など、目的に応じておすすめできます。
ご興味ある方はぜひこちらまでご連絡ください!

《お問い合わせ先》
あの日不動産
電話 050-8882-6889
メール info★anohirealestate.co.jp(★を@に差し替えてください)
ファクス 050-3145-2836

おすすめの記事