夏に向けて天候がムシムシし始めるとひょっこり現れるアイツの対策について。
そう、通称Gのアイツ、ゴキブリです。

以前、なるべく出合わないようにするための予防策、出くわしたときの対処法についてまとめました。

今回は、実際に霧タイプ殺虫剤を使うときの準備をおさらいしていきます。
床に置いてペダルスイッチを踏むと殺虫成分が吹きだすタイプの薬剤です。

まず知っておきたいのはこの種の殺虫剤、虫には威力絶大ですが、哺乳類にはほとんど害がないということ。虫の神経細胞に直接働きかけるピレスロイド系成分、神経伝達物質を分解する酵素を阻害するオキサジアゾール系成分を主としており、決められた方法、分量、換気時間を守っていれば健康への影響はほぼありません。たとえ人体に入ったとしても、スムーズに分解、排出が行われる成分です。家具や家電にカバー不要といわれる所以はそこにあります。

とはいえ、直接吸い込んだり目に入ったりすると刺激が強いので、使うときには注意が必要。
以下の物や生き物には直接薬剤がかからないよう、カバーをかける、袋に入れる、隔離された空間に移すなどの方法をとりましょう。

  1. □ 食器
  2. □ 食品
  3. □ 魚類、昆虫類、犬、猫などのペット
  4. □ 衣類
  5. □ 子どもが触れるおもちゃ
  6. □ ティッシュペーパー
  7. □ トイレットペーパー
  8. □ 化粧品、飲み薬、貼り薬
  9. □ シャンプー、リンス
  10. □ 歯ブラシ、ヘアブラシ、かみそり
  11. □ パソコン、ハードディスクなどの記憶媒体
  12. □ 浄水器本体、カートリッジ
  13. □ オーブントースター、炭酸水メーカー
  14. □ キッチンペーパー、ラップ、アルミホイル、クッキングシート
  15. □ カーテン
  16. □ 寝具
  17. □ タオル
  18. □ クローゼットの天然系吊りかけ殺虫剤

上記で一部だけ太字にしたことには理由があります。さて、いったい何でしょうか。
答えは「水で洗えるか、洗えないか」の違いです。どれも隠しておくのが理想ですが、食器やタオルなどは万一カバーし忘れてもあとで洗うことができます。
ところが、パソコンやトイレットペーパーなどはいったん薬剤が付けば洗うことができません。
太字のリストはもれなく覆うか袋に入れるかしておきましょう。

最初から寝具のシーツを洗うつもりでいれば、寝具の間に衣類やおもちゃなどを隠しておくのも手です。
ひとつひとつ袋に入れていくのは結構手間がかかります。ごっそりまとめて隠せる物はうまく処理しましょう。冷やして問題ない食べ物はどんどん冷蔵庫に入れます。

また、犬や猫などへの影響は比較的小さいのですが、魚類、昆虫類への影響は甚大です。
必ず薬剤が届かない場所に移動させましょう。

あと、霧タイプ殺虫剤を作動させる前の注意事項がこちらです。

  1. □ すべての窓を閉める
  2. □ ガス栓を閉める
  3. □ 火災報知機を止める
  4. □ 換気扇を止める
  5. □ 外で時間を過ごすときに必要な物をカバンに入れる
  6. □ 帰宅時のスリッパを袋に入れて玄関に置いておく

霧タイプ殺虫剤は密閉空間でこそ効果を発揮します。窓が開いていたり、空気の移動があったりすると徒労に終わります。すべての開口部がきちんと閉じられているか必ず確認しましょう。
霧が出始めて家を出た直後は、再び玄関の扉を開けることも叶いません。そのため忘れ物も厳禁です。財布、家や車の鍵、スマートフォン、充電器、本、運転免許証など、外での時間つぶしや移動に欠かせない物、通信手段は、薬剤のペダルを踏む前に必ずひとところに揃えておきます。

それから最後のスリッパは、準備しておくと帰宅時に楽です。
噴霧後の床は薬剤がかかっているので、なるべく踏みたくないもの。袋入りのスリッパを準備しておけば、足元を汚さずに家の中を歩き回れます。家じゅうの床を掃除したらスリッパを洗っておきます。

いかがでしたか。もし不運にもG対策が必要になったときは、これらのポイントを思い出してください。
平和な夏が訪れますように(^^)/

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