栃木県宇都宮市、芳賀町で新しい路面電車「芳賀・宇都宮LRT」が、2023年8月26日に運行開始します。
国内では75年ぶり、路面電車のない都市では初の開業となります。

運行ルートはJR宇都宮駅東口から芳賀・高根沢工業団地までの約15km。
約44分で結びます。
運賃は初乗り150円から最大400円。
沿線の通勤、通学、買い物客のスムーズな足として期待されています。

この新路線、どんな特徴があるのか見ていきましょう。

LRTとは「Light Rail Transit(ライト・レール・トランジット)」の略で、路面電車より大きく、鉄道路線より小さい、都市型の交通機関です。
途中いくつかの停留場で、バス停、駐車場、駐輪場などから簡単に乗り継げる環境が整備されています。
ただ単独で走るのではなく、周りの交通事情になじむよう設計されているのが大きなポイントですね。

ほか、特色としては
①専用レーンを走るので時間に正確
②バリアフリーだから乗り降りが楽
③CO2を出さないので環境にやさしい
④騒音や振動が少なくて静か

といった点があります。

もちろん交通系ICカードが使えます。
県内のICカードtotraのほか、SuicaやPASMOでも乗ることができます。
乗るときは緑のカードリーダー、降りるときは黄色のカードリーダーにタッチします。
ここは間違えないように(^^)

構想は30年以上も前からあったそうです。
その思いがさまざまな人たちの努力によってようやく実ったんですね。感慨深いものがあります。
渋滞が緩和される、ベビーカーや車いす利用の人たちが移動しやすくなるなど、多くのメリットが期待されます。
また、自動車を運転しなければお酒も飲めるので、市街地の活性化にもつながりそうですね"( ^-^)/且☆且\(^-^ )"
新しい交通手段がどんなふうに地域を変えていくのか楽しみです。

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