寒さ厳しい時期、水道管のほか凍結に注意したいのが、自動車のフロントガラス。
まずはその凍結予防法をご紹介しましょう。
1.古い毛布や新聞紙などをかぶせておく
ガラスの凍結は、表面に下りた霜が氷点下以下に冷やされ、凍り付くことで起こります。
つまり、霜を避ければかなりの確率で凍結が防げるのです。
使わなくなった古い毛布、ひざ掛けなどがあれば、フロントガラスにかぶせておきましょう。新聞紙でもOKです。
これがいちばん簡単な予防法です。
このとき、フロントガラスだけを覆うようにするのが肝です。
車全体に毛布をかけると、逃げ場を失った車内の湿気がガラスにまわってしまうので注意しましょう。
2.ウーロン茶で拭く
フロントガラスに付着する油分も凍結の原因のひとつ。
これを拭きとっておけば凍結のリスクを減らせます。
その拭きとり作業に使えるのがウーロン茶です。
中華料理の脂分を分解してくれるウーロン茶は、ガラスの油分も除去してくれます。
ウーロン茶をしみこませた布でフロントガラスを優しく拭きあげましょう。
ガラスに傷が付かないよう、きれいな布を使うのもポイントです。
ウーロン茶がなければ、スポンジに中性洗剤をしみこませ、泡立てて拭いても同じ効果が得られます。
3.撥水スプレーをまく
事前の余裕があれば、カー用品店で専用グッズを買っておくと安心です。
ガラス用の撥水スプレーは最も効果が期待できます。
凍結防止シートも選択肢のひとつです。
なお、1.2.のときも同じですが、作業の前にワイパーを上げ、そのままにしておきましょう。
次回は凍ってしまったときの対処法をお伝えします!