弊社と同じ沿線、京王井の頭線「明大前」で道すがら、いつも気になっていたお店「魚津」に行ってきました。
魚津といえば富山県、海の幸です。きっと素敵なお魚に出合えるに違いない、そんな期待を胸にのれんをくぐりました。
店内はカウンター10席あるかくらい。まさにこぢんまり、おうちに帰ってきたような雰囲気です。
お品書きは……おぉ、いいじゃないですか。
お刺身メニューが10種以上ずらーり。
ここで旬の魚ホタルイカとサヨリを頼まないわけにはいかない。
スーパードライでのどを潤すこと数分、よ!待ってました。
ジャーン!!
これよ、これ。なまめかしいチュルンとした食感がたまりません。
いやぁ、やっぱり来てよかった!
続いてサヨリ。
口に運ぶとプリップルプルンという舌ざわりと歯ごたえ(わかりにくいですね、でも忠実)。
春の新鮮な命を今まさに頂いている、そんなみずみずしい味わいにうれしさをかみしめます。
いいなあ、日本海。
続いて何か火の通ったものをお願いしようかと思い
「ほか、ぜひこれは、というおすすめを頂けますか?」
と尋ねたところ、
「もう、いいところ注文されてるから……」
いや、そんな、もち上げずに(笑)
「〆サバ、あとはタイラ貝とか。よかったら盛り合わせにしましょうか」
はい、ぜひぜひ。というわけで、お刺身3連チャン。
タイラ貝という貝があるんですね。知りませんでした。
見た目ホタテに近いけれど、クヮシっとした噛みごたえは未体験ゾーン。
ホタテとだいぶ違いますね。
身が締まってる感じ。なめんなよと挑発されてる感じとでもいおうか。
圧巻は〆サバでした。脂の乗りが、、ああ、こんなにも。
豊潤ってこういうことですよね。
煮物焼き物止めて方向転換してよかったよぅ。
お店は優しいママと気さくなお姉さんが二人で切り盛り。
お話も愉快で、仕事帰りに心のベルトをほっこり緩めるにはぴったりな空間。
カウンターは常連さんが占めていたのですが、よそよそしい素振りはなく、かといって巻き込みが強いわけでもなく、ほどよい大人の雰囲気。肩の凝らない居心地で気持ちよく酔いがまわりました。
次は春が終わらないうちに竹の子かな。
近々再訪したいと思います。
越中郷土料理 魚津
住所:東京都世田谷区松原2-29-20
電話:03-3323-8696
交通:京王井の頭線「明大前」駅から徒歩3分
定休:月曜