1月の終わりに総務省から2023年の「住民基本台帳人口移動報告」が発表されました。
全国的に人口減少が続くなか、転入者数が転出者数を上回って人口が増えた都県は7つ。
東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、大阪府、滋賀県、福岡県の7都県でした。
全体的にみると特に東京とその隣接県の伸びが突出しており、東京一極集中がさらに進んだといえます。

とはいえ、地方各地の市町村を個別に見てみると転入超過の自治体はいくつもあります。
下の表を見てください。移住者のおかげで人口が増えている市町村はこんなにあるんです。

移住者が増えている理由はさまざまです。主な例を挙げると、

  • 移住支援金
  • 若者世代への支援金
  • 子育て世帯への支援金
  • 工業団地、産業団地の整備
  • 県庁所在地に隣接する立地条件
  • 新たな住宅地の造成

などがあります。

上記の市町村名に「転入超過」というワードを足してネット検索すると、新聞の特集記事や首長の記者会見内容が出てくることがあります。
これらの市町村は、住みやすい地域づくりの施策が具体的に実を結んだ例といえるでしょう。

どんな所が移住しやすいか、子育てしやすいかを考えるとき、こうしたデータから探ってみてもおもしろいと思います。
おいおいこれらの市町村にスポットを当て、移住者目線での魅力を紹介していきます。
(※上記図表はすべて下記報告から抜粋)

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