写真はイメージです 以前『相続登記が「国民の義務」に。忘れると10万円以下の過料も』で書いたとおり、2024年4月1日から相続登記の申請が義務化された。記事タイトルで強調したが、もし申請を怠れば10万円以下の過料を食らいかねない。そんなわけで、たとえ面倒でも相続した不動産には登記が欠かせない。でもその登記、いったいどん...
Uターンの記事一覧
前々回、前回と農地のお話。いずれも農地を農地のまま使う場合の話だったが、農地を宅地にしてそこに住むこともありうる。いわゆる農地転用というものだ。略して農転ともいわれる。 ただ、農地はいったん宅地にしてしまうと農地に戻すことが難しい。また、国の農業政策を担う責任の重い土地である以上、どんな場所でも簡単に宅地へ変更できるわ...
前回の続きで農地売買のお話。ある人から農地を買ったとしても、農作業をする予定がなければ権利は移転せず「仮登記」のまま、という内容だった。 農地を売り買いするときは、買主が購入後すぐ、もしくは近い将来農地法の許可を得られる前提が必要だ。仮登記の状態だと以下のような問題がついてまわる。 問題点1.土地が使えない土地の所有権...
土地の所有権移転が完了し、新たな所有者となったあなたは、何をよりどころにしてその土地の所有権を主張できるだろう。ずばり登記だ。誰もが目にできる登記簿謄本に、土地の地番、あなたの名前が登録されていることで自分以外の誰に対しても「私の土地だ」と言い張ることができる。ただ、いくら売買契約を順調に終えても登記が得られず、あなた...
今日から新年度。私たちの暮らしが大きく変わる。4月は5,106品目の飲食料品が値上げとなるほか、自転車に乗る際のヘルメット着用が努力義務化される。 そんななか、不動産の制度も大きな節目を迎える。「土地・建物等の利用に関する民法の見直し(利用の円滑化)」による新しい制度運用がこの4月1日から始まるのだ。項目は大きく分けて...
4月1日からいろいろなことが変わります。 非遺伝子組換え食品の表示もそのひとつです。とりわけ田舎暮らしを目指す人には気になるテーマなのではないでしょうか。 今までの表示はこんな感じです。 ・義務表示:遺伝子組換え農作物が使用されている場合、「遺伝子組換え」などの表示義務あり。 ・任意表示:遺伝子組換え農作物の使用がない...
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