土地売買で避けて通れないのが測量の問題。売買契約締結後に売主負担で測量し、境界と面積を確定させて買主に引き渡すのが通例。ただし、時と場合によっては例外もあって…… 写真はイメージです Q:田舎で子どもを育てるのが夢です。ずっと土地を探していたところ、ようやく希望どおりの場所に出合いました。数週間前に土地の売買契約を結び...
法律相談の記事一覧
前回記事の続きで相続登記の話題。遺産分割協議が終わったら、いよいよ次は登記申請。書類を正確に作り、必要なものをもれなく揃えることが肝だ。要所要所を確認しながら慎重に進めよう。 【相続登記申請 STEP③ 申請用書類の作成と準備】まず必要なのは登記申請書。登記申請書のフォーマットは法務局のホームページからダウンロードでき...
写真はイメージです 以前『相続登記が「国民の義務」に。忘れると10万円以下の過料も』で書いたとおり、2024年4月1日から相続登記の申請が義務化された。記事タイトルで強調したが、もし申請を怠れば10万円以下の過料を食らいかねない。そんなわけで、たとえ面倒でも相続した不動産には登記が欠かせない。でもその登記、いったいどん...
不動産の売買時に不動産会社へ支払う費用といえば、仲介手数料もしくは媒介手数料だ。宅地建物取引業法のルールに従って授受されるもので、これは広く世に知られているところ。ただし、ときどき売主さんからこんな問い合わせを受けることがある。「他の不動産会社から『広告掲載料を頂きます』と言われましたが、これは違法じゃないんですか?」...
前々回、前回と農地のお話。いずれも農地を農地のまま使う場合の話だったが、農地を宅地にしてそこに住むこともありうる。いわゆる農地転用というものだ。略して農転ともいわれる。 ただ、農地はいったん宅地にしてしまうと農地に戻すことが難しい。また、国の農業政策を担う責任の重い土地である以上、どんな場所でも簡単に宅地へ変更できるわ...
前回の続きで農地売買のお話。ある人から農地を買ったとしても、農作業をする予定がなければ権利は移転せず「仮登記」のまま、という内容だった。 農地を売り買いするときは、買主が購入後すぐ、もしくは近い将来農地法の許可を得られる前提が必要だ。仮登記の状態だと以下のような問題がついてまわる。 問題点1.土地が使えない土地の所有権...
土地の所有権移転が完了し、新たな所有者となったあなたは、何をよりどころにしてその土地の所有権を主張できるだろう。ずばり登記だ。誰もが目にできる登記簿謄本に、土地の地番、あなたの名前が登録されていることで自分以外の誰に対しても「私の土地だ」と言い張ることができる。ただ、いくら売買契約を順調に終えても登記が得られず、あなた...
今回は、私が実際に受けた土地の売却相談がテーマ。都心から遠く離れた山間の土地。春のヤマザクラ、夏の青々とした田んぼ、秋の紅葉と四季の移ろいを実感できる素敵なロケーション。ところが、そこにはひとつ困った問題が…… 写真はイメージです Q:十数年訪ねていない父の故郷。まとまった面積で、父名義の宅地と山林が残されています。こ...
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