前回の続き、畑で秋野菜の種まきをしてきました!
今回植えるのはダイコン、カブ、水菜など4品目です。
「固定種」と呼ばれる、ある地域で脈々と受け継がれてきた昔ながらの品種にチャレンジします。
まずは種をまくため、マルチとその下の土に穴をあけていきます。
こういう便利な道具があるんです。
穴あけカッター、っていうのかな(すみません、正式名称はわかりません)。
上からぐいっと押し、ねじりまわしてポンっと上に引き抜きます。
するとこんな感じで穴があきます。
さらにカッターの入れ物で軽く土を押さえ、周りより1cmほど低い穴を作ります。
これを積み重ねること16回。
楽なようでなかなか手間がかかる作業なのです。
この日は雨上がりで土が粘り気を増していたので、カッターに随分と土が残ってしまい、その取れすぎた土を穴に戻すのに苦労しました。
下の写真、右半分4か所の穴がダイコン用で、左半分がその他3品目です。
この左右を間違うとえらいことになります。
その種明かしをしていきましょう。
ここでの方角は右側が北、左側が南に当たります。勘のいい方はもうおわかりでしょう。
ダイコンはこれら野菜の中でひときわ大きく育ちます。他の野菜の日当たりを確保するため、北側に植えないといけないのです。
言われてみれば、なるほど!と思いますよね。
続いて、ひとつの穴に4粒ずつ、まいていきます。
気を抜くと種をばらまいてしまったり、多くまきすぎたりするのでくれぐれも慎重に。
このあと生長の段階で少しずつ間引きをしていきます。
種をまいたら、穴の周りから少しずつ土を寄せ、種にかぶせていきます。
かぶせたら土を上から軽く押してやります。鎮圧と呼ばれる作業です。
このとき土をかぶせた部分が周りよりも低くならないよう注意します。
種のある所が低いと、そこに水が溜まってしまい、種が腐る恐れがあるからです。
こうして種まき作業が完了しました。無事に済んでよかったよぉ(´▽`)
あとは支柱を土に差し込み、防鳥ネットを張って完成です。
最後は土の上にさーっと水をまくのですが、すでに割と濡れており、種を腐らせるのが怖くて今回はやめました。
さあ、しっかり育ってくれるかな?
それでは次回をお楽しみに。